２０19年の暮れにリリースした、ホタバン3作連続リリースデジタルシングルの第一弾「白紙のマインドマップ」

元々、同年にリリースした「forevergreen」というミニアルバムに向けて書いていたいくつかの新曲の断片の中で、
メンバー内でもリアクションのよかったメロディが原型。
forevergreenは新体制になってから初のアルバム作品だったので、バンドにも勢いがあり。
ここに収録するにはちょっとメロウすぎる曲かなということで一旦お蔵入りになっていたdemoを、シングルリリースのタイミングで呼び起こしてきたのでした。

何か言ってそうで何も言ってない歌詞・・笑
実はこのテイク、適当に思いつくままに、下地なしで歌っています。
こんな風にして、芯になるメロディと伴奏を先にこしらえて、その上で自由に歌ってみるという作曲の仕方は時に用いる方法です。
雰囲気でしかないのだけど、じっくり溢れ出てきた言葉をつなぎ合わせて見ると、メロディが運んできてくれるメッセージの本質が滲み出てきたり・・しなかったり笑
この曲はそれが上手く行った好例です。

真っ白な地図の上に、ぽとりと朝露が落ちる。
じんわりと滲み始める。
そんな始まりの心情風景が徐々に言葉を呼んできてくれました。